というわけで。恐ろしいことにですね、独身の日セール(たぶん)の日に注文したマイクロSDカードのうち1つが、9日目の11月20日に配達されちゃいました。
購入価格は32GB(SDHC)が351円、64GB(SDXC)が788円。あれ、32GBのほうが単価安い…それはともかく、同程度の品質性能と思われるHIDISCの製品の参考購入価格が1000円/2000円ですから、お値段的には十分格安と言えるでしょう。
というわけで、帰宅後。早速開封してテストしちゃいました。
外観は割と普通なんですが。片方はあけやすかったのにもう片方はあけづらかったり。マイクロSDカード本体を包むプラスティックのパッケージの形状が違っていたり。まあ、そこはそんなにツッコまなくていいでしょう。
デザイン的には、太陽系をイメージした感じでしょうか。結構好きです。
容量32GBのほうの確認
で、一番怖い容量偽装の可能性からチェックします。チェック自体は、H2Testw.exeというソフトを使うのですが、その前に一旦、エクスプローラでプロパティを確認してみましょう。
ここでは、32GBのカードだなぁという空き容量が示されています。偽装というのは、ここを細工して実際には4とか8GBの容量しかないのに、もっと容量の大きなカードに見せかけるというやり口になるようです。
そこでまあ、限界?まで読み書きできるかをチェックするツールが、H2TestW.exeになるわけですね。起動するとこんな画面が出るので、まずは「英語」を選びます。
もちろん、ドイツ語に堪能な方はそのままで。で、次に「Select Target」ボタンをクリックすると、ドライブ・フォルダ選択のダイアログボックスが表示されますので、テスト対象になるマイクロSDカードを選択しましょうか。
ついで、どんな感じでテストをするかを決めましょう。今回は1回目なので、全空きスペースに対してテストを行う、を選択します。
で、いよいよスタートです。「書き込み&照合」Write + Verifyボタンをクリックしますと、テストはじまります。
テストするデータ量と後述する転送速度(たぶんカード側の性能に依存)にもよりますが、それなりに時間がかかると思っていただければいいでしょう。
上の画像、右側のメッセージエリア1行目には「エラーなしでテスト終了」と表示されています。これ、エラーがあるとひと目でわかるような表示(赤くなったり)があるんだそうです。
次の行は、h2wという拡張子のファイルは消去してかまいません(むしろ消去してくださいな感じ)という意味ですね。3-4行目には、転送速度が表示されていますが、これはあくまで参考値です。というわけで、転送速度の測定に入ります。
こちらはCrystalDiscMarkというソフトを使います。暮井慧エディションがほしい…
まずはドライブを選びます。
で、左上にある「All」ボタンをクリックすると、テストがはじまります。結果はこんな感じでした。
シーケンシャルの読み込みで19.5MB/秒。書き込みは13MB/秒程度でしょうか。Class10は10MB/秒「以上」なのでここは合格かと思います。ランダムは読み書きとも10MBには大きく届きませんでしたが、マイクロSDカードは基本ランダムアクセスには強くありませんので、そこは止むを得ない範囲かも知れません。
容量64GBのほうの確認
同様に、64GBのほうも確認します。容量チェックは別の方法(テストファイルを作成し、それを書きに行く。リンク参照)で行いました。
メモリカードの半分以上書き込めましたので、みなし合格とします。読み書き性能はこんな感じでした。
Class 10のマイクロSDカードとしては概ね合格点なんでしょう。知らんけど。
32GBに比較してシーケンシャルの読み込みが若干下がってますが、ほかは数値が上がってます。なお、このテストはサイズ1GiBです。参考にはなりませんが、128MiBで確認してみた結果がこちらです。じゃん!
もちろんこいつはおまけですので、出てきた結果にどうこうという話ではありません。
結論:BekitブランドのマイクロSDは使えそう…!
というわけで。32GBと64GBを見た限りでは。BekitブランドのマイクロSDカードは使えそうという感覚です。大容量の128GB/256GBのものは評価しておりませんので、そちらは別途確認する必要はあるでしょう。
加え、用途は選ぶ必要があるとは思います。まあ、デジタルカメラやらスマートフォンで、データを使う分には大丈夫でしょう。ソフトを入れてという使い方は厳しいかも。しらんけど(2回目)
購入したのは同ブランドのショップを標榜するところで、好意的なフィードバックが98%を超えてますから、扱っている品物はだいじょうぶなショップなんでしょう。ショップは上海(差出人名義から確認)、製造は深センのようです。
トロント郊外に住んでる昔の同僚から「深センむっちゃ面白い!」という話は聞いています。お伊勢参り的なノリで、一度は行ってみたいなと思っております。