師走、12月に入りましたね。ナスライム(仮、中身がナスのスライム)です。
その2ではノーブランドというか、オリジナル品の容量偽装が判明しまして。早速こんな面白いネタを引くとか、なんか順調(チガウ)で驚いております。
あ、容量偽装品を販売した業者さん(品物受け取り確定、払い戻しも代替品も不要、と連絡済み)からは「何かリクエストがあれば申し出てください」的なメッセージを頂戴しています。実は顧客の満足度が低いところではないのですが、それに違わぬ良心的な対応です。(だったらこんなアヤシイものを売らないほうが、ってのは思うんですが。)
Lemiweiブランドの4枚到着!
というわけで、到着しましたよ。注文から19日目ですから、まあ悪くありません。実は1/10までに到着みたいなオソロシイことが書いてありましたので、早期の到着は期待していなかったんですが。台湾経由で、かなり素早くやってきました。
荷姿がこれまでとは違っていました。紙製のパッケージはなく、薄い透明なケースにマイクロSDカードが収納されている感じで。あと、頼んだ覚えはないんですが、SDカードのアダプターも購入枚数分ついてました。
購入したのは以下の4枚です。いずれもクラス10で、64のにゃんこ・わんこはビデオスピードクラスV30と表示されています。
これ、おそらくなんですが、64GBのうちにゃんことわんこのは中身同じだと思うんですよね。なのに3枚買ったのは、単純にデザインを楽しみたかったからです。が、まあ、マイクロSDなんで。老眼で近眼でおまけに乱視のナスライム(仮)にはあまり意味はないかもですね。
性能測定 1(シンプソンズ、64GB)
というわけで、シンプソンズの楽しいカードなんですが。これ、遠目には例えばU1と書いてあるところがつぶれているように見えちゃうんですよね。C10もわかりにくいんです。前回の容量偽装品のほうがキレイに印刷されているようにも見えます。
不安なんですよねぇ。というわけで、CrystalDiskMarkで性能を測定しちゃいました。
ちょっと安心しました。うん、まあ、普通ですよね。Class 10の性能基準はクリアしているような感じですね。連続読み込みに関しては、先般評価したBekitに比較して若干高い感じです。ですので、H2testwで全容量の書き込みと照合に移ります。
途中経過。この段階で全部書き込めているように見えますが、これはあくまでファイル管理部の情報です。実際には照合を待たなくちゃ、です。
で、照合の結果は。見事合格でした。テスト時間結構かかりましたけどね。
性能測定 2(シンプソンズ、32GB)
あ、Lemiweiブランドのメモリカードについては、Aliexpressで入手できる割安メモリカードの中でも、割と肯定的な評価を受けているようです。なので、今回はある程度安心して購入ができたんですけどね。
32GBのほうも確認してみました。こんな結果ですが。SDメモリカードスロットがご機嫌ななめだったのか、ランダム書き込みの最中に認識しなくなるという事象が連発しましてですね。ランダム書き込みが測定できませんでした。
参考値として、テストサイズを64MiBに小さくしたものを掲載します。これですと、クラス10の性能は出せてる感じですね。64GBに比較して、ランダム読み込みの性能が若干高い感じはします。磁気研究所さんの
書き込み試験も問題ないですね。
性能測定3 (にゃんこ、64GB)
ここからは検証不要と考え、性能測定だけにします。
うん、これ、V30をうたってるだけあって、そこんとこ無印のシンプソンズの64GBより、少し性能いい感じですね。
あ、V30の性能を満たしているかというと…ごにょごにょ
性能測定4 (わんこまたはコンコン 64GB)
こちらも性能測定のみです。
これ、遠目にはキツネに見えちゃうんですが、犬っぽいですね。
にゃんこVer.と似たような結果が出ました。
結論:LemiweiブランドのマイクロSDは普通に使えそう
たぶんですが、データストレージとして使う場合、性能的には問題なさそうです。静画の撮影主体のデジタルカメラならまあ問題ないでしょうが、ドライブレコーダーで使うのはV30のモデル(少しだけお高いほう)ならいけるかも、と感じました。
実際、ドラレコで使っていたバーベイタムの32GB(3年前、家電量販店で、たぶん1600円くらいで購入。クラス10、ビデオスピードクラス記載なし)がこんな感じです。
連続の読み書きは有意にこちらが高性能ですが、ランダムの読み込みに関しては、15%ほどLemiwei(V30のモデル)のほうが上回っていますからね。これはもう有意差でしょう。(あう、有意という言葉の使い方が間違ってる気はします)
シンプソンズのほうがお値段がやすかったのは、おそらく古いモデルだったからでしょう。お値段以上の差がある=安物買いのなんとやら、のように感じました。