冬至は過ぎました!そして寒さはこれからが本番。ナスライム(仮)です。
ナスビシティって、市役所の標高592m、直線で2kmほどのナスビ庵は標高637mだったりするんですよね。つまり、信州の冬が「寒い」のはこの標高の影響かなーと思っています。ざっくり、100m上がると気温は0.6℃下がります(湿度とか影響するので絶対ではありません)からね。
というわけで、全体に標高が高い信州なのですが。最低地点の標高ってあまり知られていません。県のサイトを見ても「約」的な表記なんですよね。
(PDFだからかプレビュー見えません。ごめんなさい)
というわけで、一番信頼がおける長野県のサイトによれば、最低地点は姫川沿い、新潟県糸魚川市との境界付近で標高170mくらい、のようです。
地図で確認すると、糸魚川市域になる国道148号線の洞門の中が人間がアクセスできる一番近いポイントで、そこから100m弱の地点ですが、たぶんこれ到達するのすごく大変な場所じゃないかな、という気がします。
実際に人が住む最低地点はといいますと。ざっくり以下の2地点が考えられます。いずれも新潟県境です。
どちらも標高250m強です。うん、ナスビシティよりだいぶ低いですね(そこじゃない)で、これらはまあ、事実上ひとまとまりの集落と考えていいでしょう。乱暴に聞こえるかも知れませんが、森宮野原駅ってそもそも栄村の森と津南町の宮野原をあわせた名前だったりします。山梨や新潟との県境って、割とそういう地域あったりするんですよね。
本題に話を戻しますと。この、標高の低い2地点は、いずれも豪雪地です。気候としてはほぼ北陸地方と考えていいでしょう。なので内陸部に比べると「一日中寒いけど底冷えは比較的しない」感じの冬になります。
ことほどさように、標高というのは気温に大きな影響を及ぼすんですよね。標高1000mほどの軽井沢は「札幌並の寒さ」と言われることがあります。あ、そういえば。厳寒期の韓国・ソウルの寒さは。
ナスビシティがしっぽを巻いて逃げ出すレベルでした(ナスライムの感想)
あ、まあ、このあたりは気候に別の要因(緯度は1度20分しか違わないのでそれ以外)が働くんですけどね。蛇足でした。
でまあ、信州の最高地点に関しては…考えないことにしておきましょう。ナスライム(仮)でした。クリスマスあけたら冷え込みそうなので、どうぞご自愛くださいませ。