スライムびより(ナスビもね!)

IT(笑)やら日々の生活の小ネタ。時に風物を取り上げることも。

【季節外れ】桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿って?

さくらんぼ、おいしいですね。ナスライム(仮)です。

なんとあの「山形県」産ですが、訳あり品で格安でした!

幼い頃、故郷・ナスビ王国の敷地内にはさくらんぼの木がありました。この季節になると、亡父や住み込みの職人さんたちと一緒に、さくらんぼを落としていただくのが恒例だったんですよね。

もちろん食べ放題です。子供の頃はさくらんぼって、お店で買うものという発想はありませんでした。長じてから「結構お高い果物」ということを知り、なんというか贅沢だったんだなぁ、と感じたものです。

実際にどんな感じだったかはよく覚えてません。  Image from www.pexels.com

ところで、そのさくらんぼの木は、ナスライムが長じる前に枯れてしまいます。その原因について、亡父は「収穫がめんどくさいんで効率化したから」と話していたのです。

どういうことかというと…

  1. ちまちまとるのはめんどい
  2. 木もどんどん高くなってちょっと危ない
  3. なら枝ごと落としてしまえ
  4. のこぎりでギコギコ、イパーイとれてウハウハ
  5. 翌年以降。木のちからが弱まった?
  6. さらに時間経過。枯れちゃいました…

父ちゃんダメじゃん(生前の父が一緒に寝ていた黒猫より)

 

まあ、原因は素人ならではの短慮にあったわけです。おそらくですが、切断面から病気が入り込み、それが原因で枯死しちゃったんでしょうね。もしかしたら、切断したところに癒合剤でも塗布しておけば枯死は逃れたかも知れませんが。今となってはおそすぎますね。

桜、基本的に枝を切ってはいけないんですよね。さくらんぼも桜の仲間なので、そのあたりは同じ考え方でいいみたいです。いっぽうで梅はどんどん剪定したほうがいいと言います。

これも、もはや小さな過去の光景ですね。 Image from www.pexels.com

細かな理由はまあ、いいでしょう。桜の剪定は要注意で、梅はわりとどんどん剪定してしまってOKと考える感じでしょうか。それにしても、梅も桜も同じバラの仲間で、似た花をつけるわけですが。考え方が正反対の部分もある、というのはとても興味深く感じます。

ともあれ、久しぶりにさくらんぼをいただきまして。なんとも、懐かしい味がしました。ナスビタウンはちょっと雨が降りまして。一気に気温が低下したのがありがたい感じでしょうか。その分蒸してますけどね。

おしめりありがたいナス…

週明けくらいから戻り梅雨という予報です。日中の暑さは少しやわらぎそうですが、まだまだ熱中症には注意が必要かな、という感覚があります。用心しましょうね。

明日から新しい週ですね。すばらしい一週間になりますように。ナスライムでした。