ベッドルームを心地よい風が吹き抜けていく中で目覚めましたよ。ナスライム(仮)です。
なお今日のナスビタウン、最高気温の予想が35℃とのことでして。久々の猛暑日になりそうで、ちょっとガクブルしてます。いやまあ、二十四節気も大暑に入りまして。いかにも「大暑」ですよね。
なお、大暑も初候はそろそろ終わる感じなのですけれども。七十二候では「桐始結花」となるんですね。きりはじめてはなをむすぶと読みます。
あれ?桐の花って春から初夏にかけて咲きますよね。なんで?と思われるかも知れませんが。はい、花が開くではなく、結ぶなのです。解釈としては、桐の木が来年の蕾をつけるという感じなのでしょうね。
桐はノウゼンカズラの仲間
というわけで、桐はどんな植物なのかと言いますと。ノウゼンカズラの仲間なんですね。ノウゼンカズラは確かに、夏の花です。
桐の木って家具の材料に使われたりするのに対し、ノウゼンカズラはその名前どおりの蔓性ですから、そこはナスライム的にも盲点でした…!大きくて立派な花をつけていて、その形状も似てる感じはしますので、確かにふたつはなかまなのでしょうね。
中国では「腐草為蛍」
なお、大暑の初候は中国では「腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)」です。簡単にいうと「ホタルが飛ぶ頃ですよ」という意味なのですが。日本の感覚では、それってもう少し早い時期ですよね。
実は、日本の七十二候にもこの腐草為蛍はあります。ただしそれは芒種の次候ですので、6月中旬くらいの話となります。ああ、こういうとことにも、気候の違いを感じますね。
というか中国って東西だけでなく南北にも大きいので、北京と上海、広州と思いつく限りの巨大都市並べても、全然気候違っていたりもするんですが。そのあたりはとりあえず考えないでおきましょう。
蔓性植物にはご用心を!続きは明日書きますね。ナスライムでした。