スライムびより(ナスビもね!)

IT(笑)やら日々の生活の小ネタ。時に風物を取り上げることも。

日本にも意外と入ってる「韓国」の海苔

海藻だいすき、ナスライム(仮)です。

これがわが家の定番、まあまあいけます。

 

ナスライム宅では、とある有名メーカーさんの味付け海苔と、地元のメーカーさんが出荷しているもみのりをメインに、焼海苔等も含めいろいろ使ってます。

海苔の世界では、韓国海苔というのも存在感を増してますね。スーパーマーケット等でもよく見かけますし、塩味とごま油の風味がマッチして、おつまみにも好適な品物かと思います。ナスライムお酒飲めませんけど。

ぱりぱり、ぱりぱり Image from www.photo-ac.com

韓国海苔、日本の味付け海苔とかと違って、板状になっているんですがちょっとむらがある感じを受けますよね。これ、いろいろな理由があるんですが、その中のひとつに「海苔の品種が違う」があります。

韓国海苔は岩海苔が原材料

日本の味付け海苔や焼海苔は、アサクサノリをはじめとした品種ですが、韓国海苔と言われている製品に使われるのは、岩海苔です。日本だと佃煮とか、スープに入れたりして使うように乾燥した形での加工がメインですよね。

あ、あさくさ…(いやだからそれは)  Image from pixabay.com

浅草には海のイメージあまりありませんが、まあそれはおいといて。つまり、日本の板海苔と韓国海苔は、使ってる材料がそもそも違う、というのがあります。で、実際に、韓国海苔製品のパッケージには、その多くに「岩海苔」を意味するハングルが印刷されていたりもします。

www.shirako-nori.co.jp

ちょっと画像が小さいのですが、ちゃんと「돌김」って書いてありますね。돌は石、김が海苔という意味で、岩海苔と和訳します。なお、韓国海苔は油を使っていますので、購入後は速やかにいただくことをおすすめします。

海苔巻き用の海苔は別

で、韓国にも海苔巻きとか、おにぎりはあります。コンビニの三角おにぎりとか「三角海苔巻き」みたいな名前だったりしますし。

韓国海苔巻き。酢飯ではありません(たぶん)  Image from  pixabay.com

これに使われる海苔って?となりますが、ちゃんと「海苔巻き用」の海苔を使ってます。以下の記事にもちょこっと書いてありますが、ほぼほぼ日本の焼海苔です。

halmek.co.jp

実は韓国でも、岩海苔よりはこういった板海苔用の海苔のほうが生産量も多かったりします。ソウル市内から仁川空港に向かうバス車窓から、海苔の養殖地っぽい場所を目にしたことがある人も、多いのではないでしょうか。

日本産の「韓国風海苔」も登場?

この韓国海苔、輸入品ばかりではありません。名前は「韓国風」となりますが、日本製造の商品も出まわりはじめています。いやあのすみません、何のことかよくわかんないんですが…以下を見ると実にわかりやすかったりします。

www.hamaotome.co.jp

韓国海苔美味しいけど国産がいい!という方は、試してみる価値はあると思います。原料も国産です。日本製の韓国風海苔は、他のメーカーからも発売されていますので、選択肢の幅は決して狭くありません。

輸入原料を使用した国内メーカー品も

というわけで、ナスライムんちでよくいただいている味付け海苔ですが。まごうかたなき日本メーカーですが、ちょっと成分表示でも見てみましょう。じゃん!

おお、こ、これは。

原材料、しっかり韓国からの輸入ですね。ナスライム的には、労賃が上がっている韓国からの輸入のほうがまだコスト競争力があることに驚いてるんですが。

普及品を中心に、韓国産の原料を使っている味付け海苔はそれなりにあるようです。ちなみに味自体は、国産原料の製品とそう変わるわけではありません(ナスライムの感想)まあ、満足しております。

お安いもみのりは原料国産。とにかくおいしければおっけー!ナスライムでした。

かわいそうな名前のかわいいお花

 

いよいよ夏本番、素敵な週末をおすごしくださいね。