はやくも白露に入りましたね。ナスライム（仮）です。
白露に入って、いよいよ秋も深まるかなと見せかけておいて。実は来週は高温の傾向が続くという予報が入ってきました。ナスビタウンではさすがにないのですが、四国某所（村上水軍県蜜柑山市としておきましょう）では熱帯夜の予想もあります。
草露白、おお、白露がさかさま？
残暑は織込み済みですが、では七十二候ではどうなの？というと。草露白と書いて「くさのつゆしろし」と読みます。
もう少し説明しますと。すっかり日の出も遅くなった今くらいの季節、早朝の草の露が朝日に輝いて白く見えるくらいの時期なんですね。この、光の加減を見て、いにしえの人たちは、実りの季節の到来を確認したのかなー、なんてことを思います。
あれ、白露と露白がさかさまになってる？と思ってしまいますが。まあ細かいことは気にしないでおきましょう。
中国では「鴻雁来」
さて、中国ではこの時期「鴻雁来」と書いて「こうがんきたる」と読みます。燕が南に越冬に出かけ、雁が北から渡ってくる時期ということですね。
日本の七十二候では、これは秋分を通り越して寒露の初候となります。ほぼ一ヶ月違うことに驚きます。海の影響を受けにくい大陸では、秋が深まっていくスピードは早いのかも、などということを感じます。
季節を感じるために、日の出くらいに少し外を歩いてみるのもいいかも。ナスライムでした。よい週末をお過ごしくださいね。
