スライムびより(ナスビもね!)

IT(笑)やら日々の生活の小ネタ。時に風物を取り上げることも。

【七十二候】寒露初候:鴻雁来(こうがんきたる)

今朝はあったかい風がそこらを吹き渡ってますよ。ナスライム(仮)です。

マルバルコウ。まだ咲いてました。

というわけで二十四節気もいよいよ晩秋のターンとなり「寒露」となりました。これ、露が凍りそうになる頃という意味合いなのですが、今年のようにこの時期でも日中の最高気温で25℃を超えるような日があると、ちょっと実感しづらいかも知れませんね。

ナスビタウンでは、寒露も末候の頃になると最低気温が一桁前半となる日が出てきそうです。うん、寒露ですね。

「鴻雁」とは?

雁来ですから、鴻雁が来る、ということのようです。なんとなく冬鳥がやってくる時期なんだなぁ、と感じるわけです。雁はわかるんですよ、雁は。

ヒル=家鴨ですので雁のなかまです!(強弁)  Image from pixabay.com

ああ、まあ、趣味?がまじってしまいました。まあ、雁ということで通常イメージするのはこちらでしょう。じゃん!

東北本線、上野~青森間を結んだ「はつかり」  Image from www.photo-ac.com

いやだからそれも違うってば、となりますね。まあ、「雁」で思い出すのって普通はこっちでしょう。

ニルスのふしぎな旅とか思い出しちゃいそう   Image from pixabay.com

では、鴻ってなんでしょうか。一瞬思い出しちゃったのはコウノトリですが漢字では

って書くんですね。なんか違うんでしょうか。

コウノトリ。イメージとしては近そうですが…  Image from pixabay.com

 

こういうときはあきらめて辞書を引きましょう。そうすると鴻は「大型の水鳥」を意味するんですよ、ということがわかります。大型の水鳥といえばこちらですね。

レトロすぎる「白鳥」撮影は青森駅とのこと。  Image from www.photo-ac.com

しつこくてすみません。まあ、白鳥にも種類があるようで、オオハクチョウコハクチョウがよく知られているようです。いずれも、翼を広げると2mくらいになる大型の水鳥ですね。

今度こそまともな…  Image from pixabay.com

白鳥な湖

白鳥ですが、30年ほど前、北海道・道央にあるおそらく渡りの中継地でかなり接近したことがあります。エサとか売ってるんですよね。「ごはんちょーだい」なノリで寄ってくる白鳥、ちょっとこわかったんですが、とてもかわいかったです。

瓢湖の水鳥たち  Image from www.photo-ac.com

 

話を戻しますと、シベリアあたりで生まれた白鳥や雁たちがやってくる季節が今くらい、ということになるかと思います。有名なのは瓢湖ですが、ナスビタウン近くにも白鳥の越冬地はありますし。一回くらい見に行ってもいいかなと思ってます。

なお、コウノトリも冬になると飛来する大型(翼を広げると2メートル弱)の水鳥っぽいですので、鴻雁のなかまに入っているのかも知れませんね。なお、中国ではちょっと違っていて「雁来」です。季節のお客様なんですね!

木漏れ日のなかで。2019年11月撮影。

1日短いウイークデイもはじまりましたね。この時期ならではのあたたかい日差しを大切に、ナスライムでした。