冬らしい、やさしい空の色が印象的でした。朝のおナス(正式)です。
というわけで、昨日ちょこっと触りを書いた「SSDに入れ替えて快適なPCライフうんぬん」という記事ですが。
今日はこちら、実践編を書きます。ただし!細かな手順ではなく、ざっくりとした作業の流れについて、ですね。個別の作業については、別の機会に掘り下げるかも知れません。
システムディスクのバックアップ方法
えーと、まずはどのようにバックアップを作成するのかを決める必要があります。基本的に以下の二択となります。というか他の方法知らないんです。
- HDD/SSDのコピー用装置を使う
- バックアップ用のソフトウェアを使う
1は、そういう装置が各社から販売されています。ここ、ロジテックさんだと「HDDスタンド」という名前のようですね。
これ、基本的にスイッチひとつで複製してくれる便利なものです。おナスが持っている装置は古いせいか、複製には結構な時間がかかることと、コピー元のディスクよりコピー先のディスクの容量が小さいと対応できないという弱点を持っています。
このあたりは、もしかしたら仕様が違ってる可能性はありますので、確認するといいと思います。あ、使うときにはコピー元(SOURCE)とコピー先(DESTINATION)を絶対に間違えないようにしましょう。
2.は、バックアップや復元を使うソフトウェアを使う方法です。おナスが使っているのはAOMEI Backupperというソフトで、無料の範囲内でもHDD→SSD移行には十分対応可能な機能が使えます。直感的に操作できますが、まずはドキュメントに目を通すことをおすすめしています。
ほかに評判がいいのはEaseUS Todo Backupあたりですね。この手のソフト、結構種類はあるようなのですが、AOMEIとEaseUSの2つはネット上でも情報が多いこともあり、おナス的にもおすすめしています。
注意!HDDとSSDの容量が違う場合?
えーと、ここでHDDとSSDの容量が同じであれば、1と2どちらの方法を使うにしても問題はありません。違ってる場合は、ここで示すような作業、パーティションの調整が必要になります。
容量はむしろ、違うことのほうが多いと心がけましょう。たとえば、コピー元のHDDが240GBのもので、コピー先のSSDがそれより大きい場合で説明します。ここでは500GBとします。シンプルにコピーを行うと、こんな感じになるんですよね。
Windows OSに付属の機能でも、この使われていないところ(背景色グレー)を使うようにすることはできますが、こんなイメージになります。
これを解決するのがパーティション操作のためのソフトウェアです。おナスはAOMEI Partition Assistantというソフトの、有料版を使ってます。無料版ではできませんが、有料版だといろいろできますし、有料版が欲しいなと感じたんですよね。
んで、それを使うとですね。こういった操作が可能になります。
きちゃない書き文字が入りましたが。この操作で「いろいろ入ってるとこ」が一気に2倍になるイメージなんですよね。実際にはこれより増加幅が小さかったり、パーティションのレイアウトがこれとは違った形になっていることも少なくないのですが、レイアウト変更の基本は「元の形にあわせる」かと思います。
なお、EaseUS Partition Masterですと、無料版でもこの2つの操作は可能です。実際に操作してみました。無料版では「高度なパーティション操作ができない」となっていますので、そこは気になるところですが、ここで書いていることを行うだけでしたらお金をかけずにできるようですね。おナス的にはこのソフト、お金払ってもいいかな、と感じました。
避けては通れないのがHDD/SSDの着脱
というわけで、コピー装置を使う場合は既に行っているわけですが。取り替えるわけですから、少なくともPCの蓋を開ける必要があります。
ノートPCの場合、HDD/SSDを交換するための蓋が用意されていることも多いですし、デスクトップの場合は蓋をあけて中を確認するのは難しくありません。ただし、ノートPCでは裏のカバーが一体型で全部外さないと交換が不可能なものもありますし、デスクトップでもちょっとクセのあるケースに入っていることもあります。
実はおナス、これで何回か痛い目にあっています。PCが壊れたりみたいなことはないんですけどね。ですので、分解前にマニュアルを読んでおくことをおすすめします。ノートPCとか、手順守らないと大変なことになるかも知れません。
実際の手順というよりは心構えになってしまいましたね。注意すれば決して難しい作業ではないのですが、そもそも注意の勘所がわからない人のほうが多いとも思います。詳しい人にアドバイスをもらうか、お金払ってプロに依頼するのがいいでしょう。お金払う価値はあります。
おナスでした。雪、やみますように。