スライムびより(ナスビもね!)

IT(笑)やら日々の生活の小ネタ。時に風物を取り上げることも。

ナスビタウン、連日の真夏日になる。

5月ってこんなに激しい月でしたっけ。おナスです。

シャクヤクもいい感じ

昨日のナスビタウン、最低気温10.4℃の最高気温32.4℃、これは予想されていたとは言え、日較差が22℃というなかなかにワイルドな状況になりました。湿度が10%台と低く、締め切っていても暑さを感じないどころかむしろ快適かも?なんて感じちゃったんですけどね。

今日はそこまで気温上がらないだろう、と思っていましたら。14時過ぎには昨日の最高気温をオーバーしたようで、32.9℃つまり四捨五入したら33℃でした。最低気温が12.5℃=日較差も20℃を超えまして、うん、なんというか、快適かもしれないけどちょっとおっかないねとなっております。

まあまあある「5月の真夏日

5月というと、一般的には過ごしやすい気温の時期とされています。多くの方がそのように実感されていると思うのですが、それでも「暑かったり寒かったり」はわりと振れ幅が大きい季節でもあるようなんですね。

自称・気象DBから、1981~2022年の気温データを見てみます。ターゲットは、観測点ごとの真夏日日数です。

1年あたりの出現日数も軽く計算。

上位4つは南鳥島先島諸島で、これらは気候的には熱帯に定義できる、もしくはそれに近い場所です。5位の日田(大分県)は内陸で気温があがりやすい場所ですね。年間あたりの出現日数が4日以上なのは6位の宮古島までで、以下は少し減ります。

うーみはひろいーなー(これは田んぼ)

それ以下を見ると、南西諸島以外は海から離れた観測点が多く、わがナスビタウン(松本市です念のため)が30位に入っています。ええ、意外と上位でしたが、平均気温が低くても寒暖差が大きければこうなるよね、という話かなと思います。

ただ、それにしても年間平均1.3日なんですよね。2日続けてというのはあるのはあるんだと思うんですが、珍しいということかも知れません。

参考:2001年以降の日数は?

とはいえ、この集計結果には今よりはるかに寒かった(おナスの感想)1980年代のデータが含まれます。20年ほどばっさりと落として、2001年以降つまり21世紀の分はどうなってるのか?を確認しましょう。

全体に増加基調ですね。

ざっくりと見るまでもなく、全般に増加基調にあることがわかります。ナスビタウンは30位から25位にランクアップしており、平均日数が1.29から1.86になっておりますので、ざっと1.4倍です。単純比較したらダメな数値ではあるんですけどね。

こちらは本物のうみー!噴火湾です。

2021年に切り替わった平年の気温が全体的に上がってますので。その気温上昇の影響と考えるのが妥当なんでしょうか。ちょっと悩んでます。

おまけ:んじゃ、猛暑日はあるの?

んで、何の前触れもなく北海道の写真が出てきましたが。当然意味があります。というのも何年か前に「5月の北海道で猛暑日!」みたいなことがあったんですよね。ですので、5月の猛暑日日数ランキングを見てみましょう。

あれ?これだけ?

南鳥島も南西諸島も、ランクインはしていませんでした。暑いことで有名な埼玉県の熊谷がトップで4日、実は意外と暑くなる福島と、真夏日ランキングで上位に入っていた日田が同数で2位でした。

そして同率4位の中には帯広が入っています。それも2日間もなのですが、2019年5月26~27日に2日連続で記録したものです。あと、紋別とか網走といったオホーツク海沿岸の都市もランクインしていますが、こちらも同年同月の記録です。

もひとつついでに北海道(確か苫小牧付近)

暖候期に気温がクソ上がる(失礼)イメージの強い本州日本海側、いわゆる豪雪地帯の各都市は意外なことに5月に猛暑日を記録していませんでした。海洋の影響を強く受けるためか、春の立ち上がりが遅いということなのかな、なんてことを思っていますが詳しいことは知りません。

まとめ

本日のまとめはこんな感じでしょうか。

  • 5月に真夏日は少ないけど時々は出現する
  • 島嶼部以外は内陸で多く出現する
  • 気まぐれに超高温になる本州日本海側は意外と少ない
  • 猛暑日はレアキャラです

これも初夏。

 

さいわい、今日のところはひとまず熱中症にはならなかったでゴンスー。アオベエじゃなくって、おナスでした。