日常が戻ってきました。おナスです。
今朝、ナスビ王国近くの観測点で積雪が72cmに達しました。今日明日くらいは雪、降りそうなので警戒しているんですが。来週以降、ナスビタウンこと松本市でも最高気温の予想が10℃を上回る日が複数あってですね。
もしかして暖冬?
え?寒中の1月に最高気温10℃超えってあまり記憶にないぞ?とか思っちゃったんです。もしかして今シーズンは暖冬傾向なのか?という感じで。
と思って「自称・気象DB」で確認したところ、意外にも、松本市では1月の最高気温10℃超えは決して珍しくはない、ということがわかっちゃいました。
いや、実はそんな日ってない年のほうが多いという認識だったのですが。2日程度とはいえある年のほうが多いのですね。いやまあ、毎日の最低気温がマイナス5℃を下回る日も多い季節なのですが「中央高地気候半端ないぜ!」みたいなことをおナス、思ってしまいました。
日本海側はそんなに上がらないのでは?
それならば。というわけで、日本海側気候のエリアで確認してみましょう。ただ、松本と同じくらいの平均気温の関山では「ほぼゼロ」というのは予想の範囲内ですので。海に近い高田のデータです。
冬場は明らかに曇りの日が多いわけなのですが。それでも最高気温10℃オーバーの日は意外とあります。ゼロの年は松本より少ないですし、全般に松本より多いと思います。対馬海流スゲー(おナスの語彙力)となってます。
太平洋側(ベルト地帯)は普通にあるはず
というわけで、太平洋側でお天気もよさそうな水戸はどうでしょうか。たぶん松本や高田よりは多いんじゃないかな。と思ったらこんな感じでした。さすがは関東地方。
記録的な寒冬だった1984年は2日しかありませんが、月の半分以上が10℃超えという年も8回あります。圧倒的に違いますね(おナスの感想)というわけで、東京等太平洋ベルト地帯の主要都市に関しては省略させていただきます。
現時点では暖冬傾向とまでは言えない
これを見ると、ナスビタウンで1月の寒中に最高気温10℃超の予想が2-3日程度続いたからといっても、暖冬傾向にあると判断できないことがわかりました。記憶に新しい暖冬の年は2020年ですが、そのときは8日記録していますからね。
ただし、ラ・ニーニャ現象のときによくあらわれる寒冬の可能性は、あまり高くなさそうかな、という感覚はあります。これは昔に比べて精度が向上した10日間天気予報の気温推移や、一ヶ月予報の傾向を見ての判断です。
もちろん、予想が下ぶれして寒冬になりました、となる可能性は残ることに注意はしなければならないですけれどね。一ヶ月予報は明日アップデートされますので、そちらを待ちましょう。
うーん、ナスビ王国でまた積雪増えたっぽい。今週末は大丈夫だと思うんですが来週末は行かなくちゃかしら……なおナスでした。