寒気到来中。おナスです。
今日のナスビタウンは終日曇り空で、最高気温が-0.9℃といういわゆる「真冬日」を観測しちゃいました。うーん、真冬日はちょっとカンベンしてほしいんですが、という話はおいときまして。
自称・気象DBに平年の気温データがあります。そんなわけで、2024年1月(23日まで)の気温観測値と、平年の気温とを、官署観測点(富士山を除く)で比較してみました。
ざっくりいうと、まず地域別ではこんな感じですね。
- 北海道は南部を除いて平年並みの寒い冬
- 東北関東は全体的に気温高め(小笠原除く)東北の高温傾向が目立つ
- 中部で高めなのは甲信南部と静岡、他は平年に近い
- 近畿中国四国はそこまで高温傾向ではないが高いは高い
- 九州本島エリアはかなり高め
で、全体的な傾向としては
- 平均はほぼプラス(雄武と紋別のみ誤差の範囲内のマイナス)
- 最高気温がかなり高めに触れている観測点が多い
- 北海道と沖縄では最低気温がマイナス側に触れている観測点あり
って感じで読み取れます。
参考までに、ナスビタウンこと信州まつもとと長野、高田(上越)の傾向を並べてみます。松本ー長野、長野ー上越はそれぞれ直線で50kmほど、なのですが。
なんか全然違いますね。特に松本ー長野のギャップの大きさにびっくりしました。ナスビタウンは「過ごしやすい冬」という感覚なのですが、長野市や高田は「いくらかあったかいかもなんだけど誤差の範囲じゃ?」くらいのデータです。
もちろん、これらは日々のデータをきちんと見ないと正確なところはわかりません。全体に温かくても、冷え込みが超絶厳しい日がいくつかあると平均は下がりますからね。ただ、こんなに近いのに全然違いますからね。「面白いなぁ」と感じちゃいましたよ、おナス。
明日はかろうじて、最高気温がプラスに転じるようですが。いわゆる冬の嵐は明日くらいまで続きそうです。これまでの記事でも書いてきた通り、これが過ぎれば、少し春めきそうな予感も。
おナスでした。明日は一ヶ月予報発表日ですよ~