もしかして、第7波が来たの?
うーん、落ち着いてほしいんですが。ナスライム(仮)です。
新規陽性者の発表も落ち着いてきて、一安心していたナスビタウンなのですが。どうも、全国で見るとそうでもないようで…
景気とかと似てると思うんですが、まずは首都圏の動向が大きな意味を持ちますので東京を見てみますと。うん、6/19の週から増加傾向っぽいんですよね。直近70日の人数を棒グラフにして並べるとこうなります。
どうしても、検査数の関係があるのでグラフがでこぼこしちゃいますが。曜日という要素が大きな意味を持ちそうですので、7日間の移動平均というのをとってみますと…
ええと、6/19あたりから確かに増加に転じているという感じはあります。これを見ると、5月の連休から2週間経ったあたりにピークが見られますが、やはりお出かけの機会が増えていた関係があるのかも、とも思えそうな感じですね。
地方圏はといいますと。ナスビ王国のある新潟はこんな感じです。
新潟県は全国的に見ても人口あたりの感染(陽性判定)者数が少ないところだったりします。連休の人口流動は全国的な傾向と思われますので、6月中旬までは似た曲線を描いていますが、現時点では立ち上がりが見えていません。ナスビタウンがある長野県も、似た感じなので図は示さないでおきます。
三大都市圏(中京・近畿)は首都圏と似た傾向
では、他の地域はどうなのかをざっくり確認しましょう。三大都市圏ということで中京(愛知県)と近畿(大阪府)を見ます。
どちらも世界的な巨大都市圏の中心ですので、東京と似た感じの曲線に見えます。ただし、6月後半の立ち上がりは東京より3-4日程度遅れています。やはり、首都圏から各地にという傾向はあるようですね。
札幌と福岡はわかれる
五大都市圏に範囲を広げます。あ、札仙広福とかするとめんどくさいんで…(おい)というわけで、北海道と福岡なんですが…
札幌を含む北海道は今日まで漸減傾向に見えるのに対し、福岡は再増加に転じたタイミングまで含め、愛知大阪と同じ感じの曲線になっています。あ、北海道はここ2日ほどで増加の兆しは見えてたりします。
北海道は人口の4割弱を占める札幌とそれ以外では傾向が違う可能性がありますが、そこまではデータ取っていないのでわかりません、ごめんなさい。福岡は愛知に近いかも知れません。
「地方圏」は一括りにできない
ともあれ、首都圏と大都市圏、地方圏とでは傾向が違うことは、なんとなーくイメージできたかと思います。ただし、地方圏と言っても一緒くたにはできません。
沖縄は本島南部に人口が密集しているからでしょうか、大都市圏で感染者が増えやすいという特徴そのままになっています。あと、これまでよく抑え込んでいた、鷹の爪団で有名な島根が、隣接する鳥取もそうなんですが、急速に増加しています。
感染力が強まった(免疫回避とかも?)変異株地方圏でも、クラスタが発生するとやはり急増しますし、もともとの人数が小さかったので、急に見えるという側面はあります。
ただ、正直、早くおさまってほしいなと感じます。言うまでもありませんが、全国・全世界レベルで、です。
じゃあどうしましょうか?
この程度の考察でどうこうできるものではないのですが。ナスライムはこんなふうに考えています。
- 第7波に突入、ないし近日中に突入の可能性はそれなりに高い
- これまでと同様の感染予防を
- 熱中症対策も忘れないでね!
- 戻り梅雨で酷暑から解放される地域の人は体力回復に励みましょー
ナスライムの考え休むに似たり、ですね。
別に新しいことでもなんでもない、という実に在り来りの話ではあるのですが。とにかく、体力が低下するとあまりいいことがありませんので。ここで調えるのがベターなんでしょうね。
ナスライムでした。健康に注意して、よい一週間をお過ごしくださいね。