スライムびより(ナスビもね!)

IT(笑)やら日々の生活の小ネタ。時に風物を取り上げることも。

【七十二候】夏至末候:半夏生

今日のナスビタウンは朝から曇り空。気温上昇がゆるやかで過ごしやすい感じがしますね。ナスライム(仮)です。

お昼は麻婆茄子の予告を受けビビるナスビの図

さて、夏至もいよいよおしまい。今日の七十二候は「半夏生」です。はんげしょうず、と読みます。ところで、はんげ、ってなんのこっちゃ?ですよね。

どうやら「カラスビシャク」という草のようです。

これがカラスビシャクサトイモ科っぽい雰囲気ですね。 Image from 「写真AC」

これが生える時期で、この時期までには田植えを終わらせよう!という意味も持っているようです。実際、7月以降に田植えすると間に合わない地域は結構多そうですが。このカラスビシャク、あるいはこれの根塊を乾燥したものを「半夏」と呼ぶのだそうですね。

なお、このカラスビシャク、雰囲気的には新緑の時期に見事な花をつける(ナスライムはちょっとどころでなくニガテ)これにも似ています。マムシグサですね。

マムシグサ。毒草です。   Image from 「写真AC」

前述のとおり、こちらもサトイモ科です。サトイモ科は割と毒のある植物が目立ちますが、半夏ことカラスビシャクも毒草です。まあ、生薬として扱うこともあるらしいのですが、素人にどうこうできるものではないですから、さわらぬ神にたたりなし、の精神で、見つけても華麗にスルーしましょう。

なお、半夏生は雑節として、カレンダーにも表示されていることもあります。見たことあるぞ、という方も多いのではないでしょうか。ナスライムも、子供の頃からよく見ていました。「半分、夏ってことだね」とか思ってました(もちろん間違い)。

なお、この半夏生は日中とも共通です。うん、たまにはそういうのもあるのですね。

タチアオイの花のとおりになるのかな?

というわけで。戻り梅雨になるっぽいです。ナスビタウンでも、この先10日くらいは曇りがちの天候っぽいですね。気温は相当に高く、真夏日の予想も少なくありませんので、引き続き熱中症には警戒が必要ではあります。湿度上がりますし。

半夏、実はもう少し風情のある植物を想像していたもので。ちょっと予想が外れてしまいました。ともあれ、季節は進みます。大暑を迎えるまでには、夏空がもどってくるのかな。

ナスライムでした。素敵な日曜日をお過ごしくださいね。