スライムびより(ナスビもね!)

IT(笑)やら日々の生活の小ネタ。時に風物を取り上げることも。

【七十二候】立冬初候:山茶始開(つばきはじめてひらく)

栗東滋賀県ですね。なにを言ってるんでしょうなナスライム(仮)です。

よく冷えたこともあって、霜が降りていました。

昨日ついに立冬を迎えました。光の季節は「冬」となったわけですね。というわけで立冬初候は「山茶始開」と書きまして「つばきはじめてひらく」と読みます。

この「つばき」はさざんかのこと

つばきとなっていますが、漢字は山茶となってます。そう、この季節のお花といえば、たき火という唱歌にも登場する、サザンカですよね。

サザンカ。雪がついてますね。  Image from pixabay.com

サザンカはツバキ科ツバキ属ですので、まあよく似てるわけです。あそうそう、ナスビ庵のご近所にも、サザンカを植えているお宅がありまして。もう少しすると、かわいらしい花が和んだ雰囲気を作り上げてくれるんですよね。

この季節、ナスビタウンは晴れの日が多いものですから。すっかり色を失った風景の中で見るサザンカの花は、ほんとうにいいものだと感じます。

「せいたか」あわだちそう

中国では「水始氷」

というわけで、中国の立冬初候は「水始氷」です。字面通りで「水がそろそろ凍り出しますよう」という感じですね。

イメージとは少し違いますけど…  pixabay.com

光に遅れて、ひと月ほどで気温も冬になるのですが。水が凍るというのはやはり、北東アジア地域では冬の印とも思いますので、光の冬の訪れは、実際にも秋と冬のせめぎあい的な季節を迎えた、そんな意味もあるのかなと思います。

というわけで。光が冬になった、ということは。昼の時間が短くなったわけです。ハロウィーンの熱狂のあと、街はちょっと早いクリスマスモードのイルミネーションで満たされることになりますが、これは日の短い季節に、せめて光をということなのかな、とも感じます。

カエデ!カエデ!カエデ!

ナスビ庵にはイルミとか無縁ですので。短いお昼の間に、しっかりいろいろ活動したいなぁなんてことを思ってます。

今日は怪奇皆既月蝕+天王星食がありますので、そちらも楽しみにします。ナスライムでした。