【七十二候】小寒初候:芹乃栄(せりすなわちさかう)
寒中お見舞い申し上げます。おナスです。
1月6日に小寒となり、無事寒中に入りました。小寒の初候は「芹乃栄」と書いて「せりすなわちさかう」と読みます。芹がよく育つ頃、という意味のようですが、いや、こんな寒いのに育つんでしょうか。
芹についておさらい
芹はセリ科セリ属の多年草です。セリ科というと、にんじんやらウド、ミツバもセリ科ですね。根っこをいただくにんじんはともかくとしまして、ウドとかミツバには独特の香りがあります。
おナス、昔の韓国訪問時に時々ふぐをごちそうになっていたんですが、そのときにも芹はつきものでした。美味しい野菜です。ナスビ王国の田んぼにも自生していた記憶もあります。というわけで、芹というとこの楽曲を思い出す人も多いかもです。
あ、まあ、芹そのものを歌ったわけではなく、歌手芹洋子さんの代表曲がこの楽曲というおナスの勝手な認識です。なお、四季の歌が生まれた背景については、おナスもいくばくかの縁がありますが、それは記事を改めようかと思います。
というか、書く機会があれば書くかも、くらいの話ですけどね。
中国では「雁北郷」
小寒初候、中国では「雁北郷」です。雁が北の故郷に渡る頃、くらいの意味でしょうか。日本で近いのは「鴻雁北」ですが、これは清明の次候ですので、ずいぶんと季節感が違っています。
なお、これが帰ってくる「鴻雁来」は中国では雨水の次候です。雁の渡りのシーズンが日本列島と大陸でちょっと違っているのかな、という感じはしますが、それにしてもズレているので、もしかして「雁」という名前で別の鳥を示しているのかな、などとおナスは妄想しています。
さきほど10日間の予想天気図をチェックしました。それによると、明日10日と18日あたりに強めの冬型と思われる気圧配置となりそうですが、それ以外は高気圧だの低気圧だのがどんどん通っていく感じがします。
先日の高温予想もありますし、ドカンとくる豪雪がこの期間にあるかというと、ないのかなーなんてことは思っていますが。できるだけ平穏な日々になると嬉しいなと思います。
立春まで30日切りましたよ!わくわくなおナスでした。