早くも明日は処暑ですね。ナスライム(仮)です。
実は明日、処暑を迎えます。暑さのピークはそろそろ越えてますよう、というくらいの意味ですが、爆裂に暑いのはたぶんもうそんなにないとはいえ「暑さ寒さも彼岸まで」という慣用句が示す通り、暑い日々はたぶんまだまだ続きます。
いや、ナスビタウンは通常、お盆すぎると暑くなくなるはずなんですが…
それはともかく、今日は立秋末候の最終日です。蒙霧升降と書いて「ふかききりまとう」と読みます。深き霧魔塔じゃないですよ(なにそれ)
霧が育むおいしいものとは
これはまあ、字面通りですね。深い霧が立ち始める頃、という話です。関係ないんですが、長野市の北部(新しいところ)から妙高あたりまでは、よく霧が立つことで知られておりまして。木曾も含め、いずれもよいそば(霧下そばとも)の産地です。
信州そばといいますが、拡大信州である新潟県の上中越地方(怒られそう…)を含めると、さまざまなお蕎麦があることに気付かされます。そう、もう少しで新そばの季節です。じゅるり。
あと、麺類王国といえば山形県ですね。ラーメンが有名ですが、お蕎麦もおいしいそうです。つか、おいしかったんですが。
んでもって、山形県庄内地方には「麦切り」というのがあるんだそうです。
庄内名物の麦切り、手打ち蕎麦と合いもりです。
— 中島朋義 (@tomopop21) 2022年8月19日
お隣、秋田県の稲庭うどんに似ていますが、お間違えなく。 pic.twitter.com/X85GNgrjTr
これは秋田の稲庭うどんと違って生麺での提供とのことですから、庄内地方に行かないと食べられない味かと思われます。なんか食べてみたいナスね…
中国では「寒蝉鳴」
参考までに、中国の七十二候ではこの処暑前は「寒蝉鳴」です。日本の立秋次候と同じで、ひぐらしが鳴き始めるということなんですね。
こういう微妙な違いは楽しいものですが、冬になると七十二候にして2つ、つまり10日ほどずれるものが出てきたりして、それもまた楽しいのです。
今年はどこかへ新そばをいただきに行きたいなぁ。ナスライムでした。素敵な一週間になりますように。