スライムびより(ナスビもね!)

IT(笑)やら日々の生活の小ネタ。時に風物を取り上げることも。

【七十二候】綿柎開(わたのはなしべひらく)

処暑を迎えましたが、昨夜は結構蒸し暑かった気が。ナスライム(仮)です。

朝のゴミ出し時、路面濡れてました。

そんなこんなで、昨日のカレー、いわゆる「おいしい二日目のカレー」をいただこうと思ったんですが。

マネしちゃダメ!

詳細は書きませんが。外観から、どうもウエルシュ菌が増殖したような感じがしました。カレーの様子から、増殖したのは耐熱性の芽胞ではなく熱で死滅させやすいタイプの増殖と判断しまして。十分な加熱+酢と激辛な唐辛子を加えて(こちらは気休め)いただきました。

ウエルシュ菌が産出する毒素、エンテロトキシンって言うんだそうですが、これはタンパク質ですので加熱で毒性を除去できます。

あ、まあ、残念ながら、二日目のカレー、おいしくはなりませんでしたけどね。

まったくおバカなナスビだな!そういうのマジやめとこうぜ! 

基本的には、こういうのって食べちゃだめです。真似しないで、もったいなくても捨ててください。調理した日に、冷ましてから冷蔵または冷凍保存しないと、二日目は大変なことになるかも知れません。

話がずれましたが、処暑です

相変わらず、ミンミンゼミの妖精さんには叱られっぱなしのナスライムですが。処暑、つまり「暑さはピークを越えましたよう」ですので、七十二候もそれっぽいものになっています。

綿柎開と書いて「わたのはなしべひらく」と読むわけですが。

わたわたしてます   Image from pixabay.com

これ、綿の実が開いて中身が見えてくる頃、という意味だったりします。綿はアオイの仲間で、夏場に花を咲かせるんだそうですが…実は綿の花ってよく知りませんが、アオイの仲間なら…

これは芙蓉です。アオイの仲間ですね。

こんなイメージなのかな、と想像しています。こんなにでかくはないと思いますけどね。ともかく、綿が実る頃ということで、豊かな季節なんだなぁと感じます。

半年前は「雨水」でした

気温的には夏から秋に向かうこの季節は「まだまだ暑いよ」「日差しもつおいよ」という感覚が21世紀に入ってからは優勢かなぁ、なんてことを思います。では、発想を転換して、冬から春に向かう2月下旬頃って、どんな雰囲気なんでしょうか。

二十四節気では「雨水」でして、雪から雨に切り替わるくらいのタイミングかな、となります。ナスビタウンあたりでは、まだ雨よりは雪のほうが優勢かな、というか雨とかあまり降らないよなぁ、という感覚ですけど…

うんと温かい冬であればコハコベが見られるかも… 2020年2月17日撮影

12月から花をつけてるオオイヌノフグリくらいは見ることができますし、緑がちらほらと見える地面から芽吹きを感じられるとはいえ、植物たちはおよそ花とは遠い感じです。あ、まあ、ナスビ王国の場合はまだまだ白い雪の下で、もしかして土が見えているところからふきのとうが顔を出してるかも?な感じかなぁと。

冬にしても夏にしても。厳しい季節のパワーってやっぱり大きいんだなと感じます。それでも、春はピュアに喜びを、秋は一抹の寂しさを感じてしまうんですけどね。あ、脳みそ常春なお花畑の、ナスビの感想です。

これぞ、春のシンボル。今から楽しみです!

 

きっと。夏秋冬は春を待つ季節なんですね。ナスライムでした。