スライムびより(ナスビもね!)

IT(笑)やら日々の生活の小ネタ。時に風物を取り上げることも。

【小ネタ】電源コードが見つからない、そんなときは

ナスライム(仮)です。

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オリンパスでした。

ちょっと思い出して、12年ほど前に亡くなった父親の遺品から、デジタル一眼レフカメラを取り出しました。

オリンパスE-510だと思われます。だとすれば2007年リリースのモデルです。さすがに古くてスペックとか今になってみればプアーなものですが。おもちゃとしては使えるかなと思いました。

それにしてもこれ、一回中をあらためてるんですよね。なんで使ってなかったんだろう?と思ったんですが。カメラケースをさがしたらわかりました。

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なにかがたりない…

充電器につなぐ電源コードがないんです…

電源コードなら没問題

実は、この電源コードの規格って、IEC(国際電気標準会議)で決められているんだそうです。こちらはそのまま100V INなので。かわりのものを探せばいいわけですね。家電量販店やらホームセンターあたりでも入手は可能ですが、そこは貧乏なナスライムらしくがさごそと家探しを…あ、ありましたよぉ!

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セーフでした。

というわけで、みつかったのはMac Miniの電源コードでした。これを差し込んで、充電開始!充電が終わったら、発掘してきた前世紀2003年頃の遺物がどの程度使えるのか。

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コンパクトフラッシュ。なんか、単位がチガウ…

試してみようかと思っています。あ、このカメラ、コンパクトフラッシュ(CF)とXDピクチャーカードの2枚挿しができるんですよね。今となってはなんだかなぁという感じはしますけれども。

CFやら、XDの性能測定もしたいですね。ナスライム(仮)でした。

【人柱企画】アリエクで買ったマイクロSDカード検証?その3 Lemiwei編

師走、12月に入りましたね。ナスライム(仮、中身がナスのスライム)です。

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2019年12月5日撮影。今年はまだ雪を見ていません。

その2ではノーブランドというか、オリジナル品の容量偽装が判明しまして。早速こんな面白いネタを引くとか、なんか順調(チガウ)で驚いております。

あ、容量偽装品を販売した業者さん(品物受け取り確定、払い戻しも代替品も不要、と連絡済み)からは「何かリクエストがあれば申し出てください」的なメッセージを頂戴しています。実は顧客の満足度が低いところではないのですが、それに違わぬ良心的な対応です。(だったらこんなアヤシイものを売らないほうが、ってのは思うんですが。)

Lemiweiブランドの4枚到着!

というわけで、到着しましたよ。注文から19日目ですから、まあ悪くありません。実は1/10までに到着みたいなオソロシイことが書いてありましたので、早期の到着は期待していなかったんですが。台湾経由で、かなり素早くやってきました。

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実は1枚抜いてあります。

荷姿がこれまでとは違っていました。紙製のパッケージはなく、薄い透明なケースにマイクロSDカードが収納されている感じで。あと、頼んだ覚えはないんですが、SDカードのアダプターも購入枚数分ついてました。

購入したのは以下の4枚です。いずれもクラス10で、64のにゃんこ・わんこはビデオスピードクラスV30と表示されています。

  1. 32GB(SDHC) シンプソンズ1(293円)
  2. 64GB(SDXC) シンプソンズ(481円)、にゃんこ(513円)、わんこ(513円)各1

これ、おそらくなんですが、64GBのうちにゃんことわんこのは中身同じだと思うんですよね。なのに3枚買ったのは、単純にデザインを楽しみたかったからです。が、まあ、マイクロSDなんで。老眼で近眼でおまけに乱視のナスライム(仮)にはあまり意味はないかもですね。

性能測定 1(シンプソンズ、64GB)

というわけで、シンプソンズの楽しいカードなんですが。これ、遠目には例えばU1と書いてあるところがつぶれているように見えちゃうんですよね。C10もわかりにくいんです。前回の容量偽装品のほうがキレイに印刷されているようにも見えます。

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iPhone6のカメラで撮影。わたしの目でもこんな感じに見えました。

不安なんですよねぇ。というわけで、CrystalDiskMarkで性能を測定しちゃいました。

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説明書いてないですがシンプソンズの64です。

ちょっと安心しました。うん、まあ、普通ですよね。Class 10の性能基準はクリアしているような感じですね。連続読み込みに関しては、先般評価したBekitに比較して若干高い感じです。ですので、H2testwで全容量の書き込みと照合に移ります。

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これでは容量の偽装はわからない(そういう仕組)

途中経過。この段階で全部書き込めているように見えますが、これはあくまでファイル管理部の情報です。実際には照合を待たなくちゃ、です。

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全部書き込んで照合したんですが、大丈夫でした!

で、照合の結果は。見事合格でした。テスト時間結構かかりましたけどね。

性能測定 2(シンプソンズ、32GB)

あ、Lemiweiブランドのメモリカードについては、Aliexpressで入手できる割安メモリカードの中でも、割と肯定的な評価を受けているようです。なので、今回はある程度安心して購入ができたんですけどね。

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性能的には普通。不幸な事故があったか、ランダム書き込みが0…

32GBのほうも確認してみました。こんな結果ですが。SDメモリカードスロットがご機嫌ななめだったのか、ランダム書き込みの最中に認識しなくなるという事象が連発しましてですね。ランダム書き込みが測定できませんでした。

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テストファイルサイズを小さく。大きなファイルに比べ結果が向上する傾向があるかも

参考値として、テストサイズを64MiBに小さくしたものを掲載します。これですと、クラス10の性能は出せてる感じですね。64GBに比較して、ランダム読み込みの性能が若干高い感じはします。磁気研究所さんの

書き込み試験も問題ないですね。

性能測定3 (にゃんこ、64GB)

ここからは検証不要と考え、性能測定だけにします。

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写真はちと粗いですが…

うん、これ、V30をうたってるだけあって、そこんとこ無印のシンプソンズの64GBより、少し性能いい感じですね。

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少しいい感じ。ただしビデオクラス30かは不詳。

あ、V30の性能を満たしているかというと…ごにょごにょ

性能測定4 (わんこまたはコンコン 64GB)

こちらも性能測定のみです。

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犬…なのか…?

これ、遠目にはキツネに見えちゃうんですが、犬っぽいですね。

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ねこと大差なし

にゃんこVer.と似たような結果が出ました。

結論:LemiweiブランドのマイクロSDは普通に使えそう

たぶんですが、データストレージとして使う場合、性能的には問題なさそうです。静画の撮影主体のデジタルカメラならまあ問題ないでしょうが、ドライブレコーダーで使うのはV30のモデル(少しだけお高いほう)ならいけるかも、と感じました。

実際、ドラレコで使っていたバーベイタムの32GB(3年前、家電量販店で、たぶん1600円くらいで購入。クラス10、ビデオスピードクラス記載なし)がこんな感じです。

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バーベイタム。さすがは安心の三菱ケミカルグループ(当時)

連続の読み書きは有意にこちらが高性能ですが、ランダムの読み込みに関しては、15%ほどLemiwei(V30のモデル)のほうが上回っていますからね。これはもう有意差でしょう。(あう、有意という言葉の使い方が間違ってる気はします)

シンプソンズのほうがお値段がやすかったのは、おそらく古いモデルだったからでしょう。お値段以上の差がある=安物買いのなんとやら、のように感じました。

寒冷地、晩秋というか初頭のお仕事…自家用車のタイヤ交換

暦の上では冬ですねぇ。今年の冬は平年並み(つまり寒い)という予想です。田舎の必需品、自家用車を運転する際にも、注意が求められるシーンも多くなります。

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寒いなぁと思ったら霜がおりてましたよう

ここ、信濃の国の真ん中あたり(やや北より)って、典型的な中央高地気候で海洋(特に日本海)の影響が弱いため、そんなに雪が降ったり積もったりする土地ではありません。しかし路面の凍結に関しては日常チャーハン…あいや、茶飯事ですので、冬期はスタッドレスタイヤへの換装がオススメ、なんですよね。まして山の中、坂道があると目も当てられないことに…

多くの方はガソリンスタンドやらタイヤショップで換装を依頼するのですが。これ、車載工具だけでも比較的簡単にできちゃうんですよね。タイヤ交換歴うん十年(中学生の頃から)のわたしですが、本当です。

ktc.jp トルクレンチの詳細はこちらを!

まあ、ウチの場合はビンボなのでできる限り自分で、ってのがあるんですけれども(恥)ポイントを抑えると、比較的簡単な部類かと思います。後述しますが、車載工具のほかにトルクレンチがあると、締めるときの力加減を適切なものにしやすくなりますのでオススメです。

準備編

まずは車の中のものを、できる限りおろしておくといいでしょう。少しでも軽いほうが作業は楽ですからね。あ、車載のマニュアルとかは車検証と一緒になっていたりするので、むしろおろさないほうが無難です。

で、車載工具を取り出します。うちの赤ナス号(仮名、実際はダイハツ・ブーン)のはこんな感じです。

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正式な名前ではないものもありますよ。

このタイプはハンドルとレンチを組み合わせてくるくる棒として使いますが、ハンドルだけで使えるタイプのもあります。というか、こういうタイプって実ははじめてだったり…最近(っていつ?)多いみたいですが。

ジャッキアップのポイントも確認しておきましょう。車の下側を見ると、フレームに切り欠きが2箇所入っているところがあります。この切り欠きの間が、1輪ずつ持ち上げる場合のジャッキアップポイントです。

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こんな感じ。パンタグラフジャッキは車の向きと垂直に!

あと、忘れずにいてほしいのが
サイドブレーキを確実にかける
だったりします。AT車ですとPポジションに入れておけば、サイドブレーキをかけなくてもそうそう車は動きません。冬期など、サイドブレーキ凍結防止であえてかけないこともありますが、これをやんないとジャッキが外れ、大惨事を引き起こすことがあります。

実は、一回やらかしてます。幸い車に大きなダメージはありませんでしたし自身も無傷だったのですが。あやうく大怪我するところでした…

交換用のタイヤも引っ張り出してきましょう。どのタイヤをどこにつけるかをあらかじめ決めておくと、あとの作業が楽です。

お安いスタッドレスタイヤではありがちなのですが、回転方向が指定されているものもあります。確認して、間違えないようにしましょう。

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回転方向の指定、ないものもあります。

作業場所は、平らな場所で。舗装してある場所をおすすめします。スペースの関係上ココでは未舗装の場所(地面は踏み固められていてかなり固い)で行っていますが、おすすめはできません。

実践編1:タイヤをはずそう!

というわけで。ジャッキを交換するタイヤのジャッキアップポイントに当てます。まずは手でジャッキを回して、ジャッキが正しく噛んだかな?と思ったところでハンドルをつけて回します。ここで上げすぎないでくださいね。

気持ち(ほんと気持ち、少し荷重がかかったところ)上がったところで、ホイールナットを緩めます。車載工具でも十分緩みます。緩まない場合は、持ち上げ過ぎなので少し下げてくださいね。

緩める順番はといいますと、ざっくりこんな感じです。あ、まあ、締める順番もこんな感じです。

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こんなキレイに並ぶことは少ないのですが、まあイメージです。

ある程度緩みましたら、本気でジャッキアップしましょう。とはいえ、そんなに力はいらないはずです。タイヤ交換ができるくらいまでジャッキアップしてください。感覚ですが、15mm~30mmほど持ち上がっていればタイヤは交換できるかと思います。

上げすぎると車体が不安定になりますので、ご注意を。

上がったところで、レンチをつかってくるくると、ナットを緩めて外します。タイヤが勝手に落ちないように注意してくださいね。これがジャッキに当たると大怪我のもとです。

ナットは一箇所にまとめておきまして。タイヤをゆっくりと外します。

実践編2:タイヤをつけかえよう

タイヤをつけるのは、少しだけコツがいるかも知れませんね。というのは、ホイール側の穴と、ボルトの位置合わせが必要だからです。タイヤが大きいと、結構ツラい作業になります。

無事にハマりましたら。ナットをつけます。つけるときは、下側からつけるのが安全です。この段階では、つける順番は問いません。

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下からつけてくのが安心です。それにしても雑な図…

手でくるくる回して、ナットをある程度までしめてください。

まだ、レンチは使いません。なぜこの段階でレンチを使わないかといいますと。ネジ山の消失などの重大事故の防止が主眼です。砂が噛んでるとそういうことが起こりえますが、手で回すことにより、砂が噛んでいたらナットが回らなくなります。工具だと大きな力をかけることができますから、そのまままわせちゃうんですね。

もし、回らない場合は、一旦ナットを外して砂を除去しましょう。あ、ウエスがあるといいですね。

で、ナットを手で回しこんだら、今度は工具を使って「仮締め」を行います。仮ですよ。いや、浮いてる状態ですので本気では締められないんですけれどね。かるーく締めてください。軽くですよ。

ナットを締める順番は、下の図を参考にしてください。

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再掲。

仮締めが終わったところで、ジャッキをゆっくりと下ろします。あわててはいけませんよ。

下におりましたら、本締めその1を行います。この際は、トルクレンチがほしいところです。締め付けの力は普通乗用車で10kgf・m(100N・m)とかそんな感じです。わたしは身体が覚えてる(亡父に「締め過ぎじゃ!」と何度も怒られてますw)のですが、説明は難しいです。なので、道具のチカラを借りましょう。

ともかく、締めたりないのはダメで、締め過ぎは絶対ダメです。少なくとも、締める時にレンチに足をかけて踏み込むのは絶対ダメですよー。

というわけで、実践編1~2をタイヤの数だけ繰り返してくださいね。

実践編3:最後の仕上げ

えーと、ホイールキャップがある場合は、まだ取り付けないでくださいね。

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もう少し。なおこの場所は条件悪いです。舗装されたところで!

この状態で、1kmほどゆっくりと走行してから、仕上げに締め込みます。あ、まあ、おまじないみたいなものですが。

ほとんどの場合で、ここで新たに締め込む必要はない(つまり締まらない)のですが、時折、ほんとうに時折ですが、少しだけ締まることがあります。全輪でこれを終えましたら、ホイールキャップがある場合は装着してください。

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ここをあわせないと入らない…(たぶん)

あと、外したタイヤやらホイール、結構汚れてます。保管場所に移動する前に洗っておくのが吉ですよね。必要なら洗剤を使ってもいいかもです。乾かしてから、保管場所に移動しましょう。

さて、これで冬への備えは「ほぼ」ばっちりです。もちろん、タイヤからは相当空気が抜けている可能性が高いですから、できるだけ早く、あまり距離を走らせないうちに空気圧のチェックと調整を行ってくださいね。

北緯37度、豪雪の恐怖…

記憶が曖昧ですが秋口だったでしょうか。ラニーニャが出てきたと天気予報だかニュースだかできいたんですよ。

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ナス的にもありえないくらいびっくり!目が飛び出しちゃいましたよ(仕様)

柄にもなく即座にフリーズしちゃいましたよう。

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これ定番写真ですね Ryan McGuireによるPixabayからの画像

 

だって。南のほうの海水温が通常とはチガウ温度になったとき。エルニーニョだと暖冬傾向、ラニーニャだと寒冬傾向が出やすくなるとされています。寒冬となるとですね。越後の国のすみっこ、北緯37度線よりちょっとだけ南にある生家の周囲では。

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いやー壁ですねー(棒)2006年1月撮影

こんなことや

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高くなりすぎた雪の壁を崩してます(マジ) 2006年1月撮影

こんなことになってですね。

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見えている山はベズイミアヌイ…ではなく須弥山です(こら) 2006年1月撮影

屋根の雪をおろさないと、家がつぶれてしまいます。いや、真面目に。

北緯37度って。おそろしいですね…(当社比)

 

それでは世界の北緯37度めぐりを

グチってばかりでもしょーがありませんので。世界の北緯37度がどれだけ厳しいのか、東に向かってずんずんと進んでいきましょう。日本でこれだけ厳しいんですから、同じ条件ならもっとすごいところがあるはず!

東に進むと太平洋があるわけですが、たぶん、北米大陸まで陸地がありませんよね。

で、上陸したのは、カリフォルニア州サンノゼです。

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こ、これは… Alvaro BejaranoによるPixabayからの画像

なにこれ?なんか暖かそうな雰囲気じゃないデスか。いや、まあ、憧れのカリフォルニアですからね!あったかくてとーぜん!(強がり)

ニューヨークとか、寒そうですし。東海岸に飛んでみましょうか!

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むむむ…寒そうな雰囲気ってどこ? David MarkによるPixabayからの画像

こちらはバージニア州ノーフォーク。調べたらそんなに寒くはなさそうな…バージニアってアメリカでは南部になるんですよね。うん、なんとなく、あたたかそうなイメージです。

いやいや、ヨーロッパのほうにいけば寒いんじゃ? と、大西洋を渡ったら。なんということでしょう~…

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チュニジアでした… Filip StrážnickýによるPixabayからの画像

 チュニジアの首都チュニスがだいたい北緯37度なんですけれど。なにこのブルーな海は!というか、ここ、アフリカ大陸なんですよね…

まあ、もう少し東に進みましょうか。海沿いを選んだのが敗因?でしたので、トルコ第5の都市(確か)アダナを見てみましょう。ここは内陸の都市なんですけれども。

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街の名前はアダナですが、本名です!  macit888によるPixabayからの画像

 画像からは、豪雪とかとは無縁な感じがしますよね。これで世界一周は終了です。では、越後のすみっこをもう一度、見てみましょうか。

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これもニッポンの現実ですね…

ピキー!そりゃ、標高230mくらいあるんですけどね。海面付近との気温差って、いいとこ1.5℃とかそんなものですよね…なんか理不尽だなーと。そんなことを思っちゃいました。

あ、1998年の冬季オリンピック、ホストシティになった長野市は、ここから35kmほど南に位置します。つまり北緯36度??分、に位置するんですけれども。他の冬季オリンピックホストシティを見ると札幌がざっくり43度、札幌の前のグルノーブルが45度、ソルトレイクシティが40度などなど、長野と平昌(37度)を除くと、概ね北緯40度以北なんですよね。日本は寒い?というか、冬が厳しいって感じでしょうか。

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須弥山()の麓には水田が広がります。いいお米できるんですよー。

こんなに雪が積もりますのに。夏はイネ(熱帯性の植物)が育つわけですからね。いや、日本、半端ないですね…!(なにその感想)

真空断熱テーブルスープジャーで、袋麺をカップ麺感覚で…?

今日のお題は、ちょっと前に購入しましたサーモスさんの「真空断熱テーブルスープジャー」です。

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なかなかかわいい感じのスグレモノ

製品の詳細は以下のリンクをご参照ください。

www.thermos.jp

わたし、通販はヨドバシドットコム推しなのですが。残念なことに、ほしい色(画像のこれ、トマト色だそうな)の在庫がなかったので、Amazonに浮気してしまいました…まあ、結果として少しお安く入手できたんですけど。

正しい使い方としては、1Lのスープを作るってもの(アバウトな説明)なんですけれども。今日はちょっとよこしま?な使い方をしてみました。

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カップ麺は便利ですけど…

インスタントの袋麺を。カップ麺感覚でいただけるんじゃないかと思ったんですね。もちろん、袋麺とか茹でればそれでおkなので、料理の中ではかんたんな部類ですが、時間のないときとかにはカップ麺の手軽さも捨てがたいですからね。しかしカップ麺には、ゴミが多く出るという弱点もあります。

 

というわけで、今回試した袋麺は、ゆで時間2-3分(なんかおおらかというかマイペンライですな)と指定されている「ヤムヤム トムヤムシュリンプヌードル」です。近所のドラッグストアで5食198円(税別)で購入しました。

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赤くて通常の3倍辛い?

これ、日本の袋麺に比較すると、麺が小さめだったりするんですよね。お値段のやすさはそのあたりに秘密があるのかも。で、麺を投入するんですが。

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おや?どうしたんだ?

麺はこんなに小さいのに、下まで落ちません。なんてこったい!と思っちゃうかもですが。慌てず騒がず、角を削る(割る感じ)ことで対応しましょう。そうすると、麺が底まで落ちます。

で、具材が寂しいので、残り物の湯戻し塩蔵わかめ(中国産)を追加し、沸騰したお湯(この場所はスカイツリーのてっぺんと同じくらいの標高ですので、水の沸点は98℃弱になります)を麺がひたひたに隠れるレベルまで入れます。ちょっとお湯少ないかも?

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わかめがおおい?

で、待ち時間ですが。5分茹での麺だと2分プラスくらい、というネット情報を得ましたので。2-3分茹ででしたら3分30秒くらいかな?と推定して設定しました。まあ、鍋で茹でる時間よりは、かかると考えたほうがいいでしょうね。

3分30秒経過、スープを2種類入れます。

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スープが少し側面に垂れてしまった。わかめは増えてた。

当然ながらこれをかき混ぜてから、いただきます!となります。

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食器としても使えそう?

テーブルスープジャー、ちょっと深いんですが。食器として使えないことはない、くらいのレベルですね。持っても熱くないのはうれしいかも。食べやすさを考えれば、どんぶりに移したほうがベターかと思います。

なお、麺の茹で具合ですが、固すぎず柔らかすぎず。お鍋で調理したほうが美味しくはできるでしょうけれども。これで十分な気はします。

結論:サーモスさんの真空断熱テーブルスープジャーで、袋麺の調理も可能

あとがき?

言うまでもありませんが、メーカーが想定している使い方ではありませんので、試される場合はご自身の責任で行ってください。ただこれ、そんなに難しくはないと思います。

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ナスビの考え休むに似たり…

今後の予定としては。丸い形状の袋麺(日清食品さんのラ王とか、東洋水産さんの正麺あたり)だと割らずに底まで落ちるというネット情報がありましたので、それで試してみようかとは思います。あとはラーメン以外の麺ですかね。パスタとか。

【人柱企画】アリエクで買ったマイクロSDカード検証?その2

というわけで。第2弾のブツは台湾経由で届きました。Aliexpressでは、中国本土からの発送でも、台湾が中継地になることも結構あるんだそうです。実際、最初のAliexpressは台湾経由だったなぁと、そんなことを思っていました。

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今は懐かしい中華航空B747-400

実は今回唯一の容量128GBなんですね。価格は1017円で、送料入れると1243円です。スペック上はクラス10、U3だからまあそこそこいけるのでわ?なんてことを期待していました。商品画像には、Extreme Proというブランドっぽいものが記載されていましたし。

開封の儀。

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あけてみた。ん、なんか足りない気が…

ん、パッケージにブランド名がない…裏面には製造元とか会社名も書いてないんですよね。これ、ノーブランドってやつでは?と思って注文明細をみたら「オリジナル」とかって書いてあるよ。

にもかかわらず、メモリカードにはシンプソンズのイラスト。これ、なんかヤバくね?というかあからさまにアブない予感がします。

性能測定。

気を取り直して?CrystalDiskMarkを起動して、読み込ませます。連続読み込みは、ギリギリでクラス10相当の性能を確保していました。でも、これまでのカードに比較するとちょっと低いですね。で、連続書き込みを見ると。

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ん?なんか低くね?

10切ってるじゃん…

むむむ。あやしい。シーケンシャルライトで、Class10の基準を満たしていない感じがしますよね。そしてランダム読み込みははまあこんなもの?という感じですが、

ランダム書き込みの0って何よ?

となりました。まさかテストしてない?

カーソル乗せたところ、どうやら0.00いくつみたいな、かなりひくーい結果だったっぽいんですね。

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こ、これは… Steve BuissinneによるPixabayからの画像

あやしいにおいがぷんぷんするぜえ。って荒ぶるスギちゃんが出てきそう。それを鎮めるのは同じ愛知県(旧)尾西市出身の、水野裕子さんにお願いしたいところです(いやだからそれは個人的趣味)

で、とにかく、容量は。

容量偽装ないかチェックするよ!(なぜかぞんさい形)

まずは自分で作ったテストファイルを書き込んでみます。9GBほど書き込んで、とりあえず「8GBの壁」は越えたらしいです。容量偽装の可能性は低くなったかも、と少し気を取り直します。

というわけで、ここでやはりH2Testwを使います。64GBだけテストするよー。ということで、16GBを過ぎ、32GBを過ぎて。エクスプローラ上とかでは、正常に書き込めているように見えます。

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これはぬかよろこびでした…

カキコが完了したら、検証に入るわけですが…

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エラーが出るとメッセージエリアの背景色がかわります。

なんじゃこら!エラー出てるよ!

いや、テストで正当に書き込めたのが20.2GBだけなんですよね。9GBのデータをあらかじめ手動で書き込んであったので、ざっくり29.2GB(後述しますが29.3GBが正解っぽい)は正常に書き込めたものの、それ以降のデータは全部「壊れてまっせー」と言われてしまいました。

ならば、というわけで。再フォーマットして、テストを行います。これはおそらく、古い(Class4とか6とかの時代)時代の32GBのカードを細工して128GBに見せかけてるんだろうなとは思ったので、時間の無駄かな?とも思えたんですけどね。

ここまで来たらやっちゃえ!そんなことを思ったんですね。結果はというと。予想通り、29.3GBは正常に書き込めたのですが、それ以降のデータは失われていました。

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だめでした

まあ、フォーマットし直そうがだめなもんはだめ、という話ですね。

結論:オリジナル品、ノーブランド品の購入は慎重に(非推奨)

前に書いてますが、これは古いSDHCカードのどこかをいじって、容量偽装した感じがします。もしかしたら、32GB以下の容量のカードであれば、正当な容量が使えるのかも知れませんが、同じものを流用しているとしたら、性能はClass10に満たないっぽいので、まあ、正しいにしても、使う場所は限定されそうです。

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ヨウシュヤマゴボウ。食えそうですが有名な毒草です。触っちゃダメ!
Jan HaererによるPixabayからの画像

8GBとかではなく、あえて32GBのカードを使って128GBに偽装したとしたなら。ちょっとしたIOチェックでは発見することができない可能性が高いでしょう。実際わたしもこのチェックに3時間くらいかかりました、作業したのはPCですけどね。

なお、今回得た教訓で「でっかいファイルをいっぱいコピっただけでは、容量偽装は見破れない」というのがあります。既知の方も多いかとは思うのですが…ダミーデータファイルを手で作ってコピーという方法は、容量チェックには使えないってことですね。

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ひとやすみしますか

残念ながら今回のカードは、使い物にならないという結論です。実は、Lemiweiブランド(これは信頼できそうという話は聞いてる)で同じシンプソンズデザインのカードをオーダーしています。そちらはどうなるか。到着までそんなに時間はかからないようですので、楽しみにしたいと思います。

【Tips?】データ書き込み用テストファイルの作成

というわけで、前記事では、書き込みのテストを行うのに、H2TestWを使う方法、使わないで自力でファイルを作成する方法の2つを試しました。もちろん、細かな解析まで行ってくれる分、H2TestWを使えばいいとは思うんですけどね。

slime-yu.hatenablog.com

Class 10のカードとかだとそれなりに時間がかかります。なので時短になるかと思いまして。テスト用のデータファイルを作って、それでメモリカードの中を埋めてしまおうという魂胆です。

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なんとかの考え休むに似たり、じゃないかと…Neal NisbetによるPixabayからの画像

方法はたぶんいくつかあると思うのですが、今回はコマンドプロンプトから、fsutilコマンドを入力して作成するという、ある意味プリミティブなやり方を試してみました。

コマンドプロンプトの起動

いろいろな方法があると思うのですが。一般的なやり方としては、スタートボタンをクリックしてWindows システムツールから「コマンドプロンプト」を選ぶ感じでしょうか。これ、Windows10 1909だとこんな感じですが、お使いの環境によっては、もしかして違ってるかも、です。

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たぶんわりと一般的なやり方 ( Windows10 Ver1909 )

まあ、わたしの場合は。検索窓に"cmd"と入力すると、候補にコマンドプロンプトが出てくるのでそれを選択しちゃいます。

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慣れるとこっちのが早いと思います(当社比)

ファイル名を指定して実行の入力欄があったときはそこでEnterキーを押せばよかったんですけどねぇ(昔話は老化の証拠)

というわけで、基本的にはユーザーのホームディレクトリで起動するはずです。

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ぼかしになってるところにユーザー名っぽいのが入るはず

データを作りますから、適当な空きディレクトリ(これが意外とめんどいんですが)に移動してください。

fsutilコマンドの実行

さて、いよいよ実行です。実際のコマンドはこんな感じです。

fsutil file createnew naslime.dat 1073741824

これってfsutil使って「サイズ1GB、名前がnaslime.datというファイルを新しく作成してください」という意味です。

※コマンドの並びは守ってくださいね。

それぞれの意味です。厳密には間違ってるかも知れませんがざっくりこんな感じ。

fsutil fsutilを実行してください
file ファイル関係の操作を実行してください
createnew 新しくファイルを作ってください
naslime.dat ファイルの名前はこれにしてください
1073741824

ファイルの大きさはこれにしてください
※107341824は、1024 x 1024 x 1024です。
 1024の3乗ともいうみたい。

表組みがなんかしょぼい…(改良予定)

タイプミスとかの問題がなければ、指示通りにデータファイルは作成されます。

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まあ普通にできます。

わたしのPC(第7世代Core-i7、ただし2コアのお安いやつ搭載のノートPC)ですと、データファイルの作成とSSDへの書き込みはあっという間にいけました。

そして、メモリカードへ。

で、作成されたファイルは、エクスプローラ使って、ドラッグアンドドロップとかで、テスト対象のメモリカードにコピーします。こちらはカードの速度には依存しますが、それなりに時間かかります。

これを何回か繰り返していくと、そのうちメモリカードの容量の半分を超えるかと思います。それで合格かな?って感じになるでしょうか。 実は、これでは正しい容量かどうかの判別には使えません。容量偽装している場合でも、規定容量までの書き込みはできるように「見え」ます。

あと、時短できるか?は結論からいいますと。たぶん時短にはなりません。どうしても、コピー終了から次の開始までは時間、あきますからね。

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うーん、まあ、そういうこともありますし…

なお、なんとかの考え休むに似たりで。「それならメモリカード上に直接書けば速いのでは?」というのもありかとは思いますが。

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Dドライブがメモリカードということが多いですが、その限りではありません(お約束)

やってみましたが、やはりといいますか。メモリカードの書き込み速度がボトルネックになりまして。大きな変化は体感できませんでした。

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今回は台湾経由できました。Aliexpressではありがちみたい。

おっと。次のメモリカードが届きました。さて、またテストしてみますかね。