迎えたのは昨日なんですけどね。ナスライム(仮)です。
昨日、立秋を迎えました。暦の上では秋、ということになります。これは光の強さが春と同じレベルにまで下がった、という意味でもあります。立夏、つまり5月5日とか6日とか、そのあたりのレベルという話ですね。
言うまでもありませんが、光の強さが気温として伝わってくるには1ヶ月ほどのタイムラグがあります。日本には梅雨があり、7月下旬くらいだと毎年毎年暑いわけではありません。ですので今くらいが一番暑い時期、という認識を持つ方も多いかと思います。
とはいえ、暦の上では既に秋となっています。ですのでこの先の暑さはすべて「残暑」扱いとなります。残暑があることは認識されていまして、二十四節気でも立秋の次が処暑、つまり「暑いのはここまで」みたいなのがあります。
ところで、暑さ寒さも彼岸まで、ともいいますが。このあたりの整合性ってどうなるんでしょうね。
現実には、近年は9月に入っても「夏!」みたいな日は珍しくなくなっています。地方によっては、お彼岸過ぎても暑い日も出現しますが、それはあくまで例外と考えることができるのではないでしょうか。
このあたりが記憶に新しいところですが、2021年時点で10月に猛暑日を観測したことがあるのは6箇所で、この大分県日田市以外はすべて新潟県です。
別に不思議な話ではなく。10月の猛暑はフェーン現象に起因することが多い、と考えるといいでしょう。いや、10月ですから秋分過ぎて、昼のほうが短くなっているわけですからね。さすがにこれは…となります。
暑苦しい話題ばかりでごめんなさい。ともかく、大暑が終わりましたので。ここからは徐々に日が落ちるのが早くなるのが実感できる季節となります。夜になれば虫の声も既に聞こえているところも多いのではないでしょうか。
というわけで、これからお手紙を出すときは。残暑見舞い、にてよろしくお願いいたします。
ナスライムでした。引き続き、熱中症等には十分お気をつけくださいね。