あちこちで花盛り。おナスです。
一昨日の話になりますが、上部消化管の内視鏡検査を受けてきました。いわゆる「胃カメラ」です。おナスは10代から十二指腸潰瘍に悩まされてきたこともあって、それこそ20代の頃から定期的にこの検査を受けてきたんですね。
ですので特別なことではありません。ただ、胃カメラの間隔は狭まっています。というのも、20年ほど前にピロリ菌の除菌を行ったのですが、その副産物としてもともと強めだった胃酸が上がりやすくなって、逆流性食道炎ができてしまったのが理由です。
そうなると食道がんのリスクが出てきます。脅かすわけではありませんが、食道がんは進行も早いらしく、予後もよろしくありませんので。早期発見が大切なんですよね。
なお検査結果は特に異常はなしでした。逆流性食道炎も治癒しているとのこと。ただ、主治医からは「もう少し胃薬強いのにしたほうがいいですね」とは言われました。急ぎではないようなのですが。
というわけで、検査場所からの帰り道。自転車でお出かけしたこともあって、ナスビタウン最大にして唯一の名所「国宝松本城」の桜を見物してきました。
朝10時前でしたがかなり多くの人が訪れていました。
この日は陽春、というか初夏に近い陽気となったのですが。それでも朝晩は冷え込むのは中央高地、お出かけのタイミングでは肌寒かったんですよね。
このタイミングでは苦になりませんでした。春は気温の上下動が激しい季節ですが、わずか1時間ほどでの気温上昇はやっぱり中央高地気候を感じました。
というわけで、本日は二十四節気の「清明」となります。これは清浄明潔(しょうじょうめいけつ)という言葉を略したもので、春先のビビッドかつ清らかな雰囲気を表現しているとのことです。
あと「清明節」と言って、家族揃ってお墓参りやお墓の掃除をする、という習慣が中国を中心としてあったりします。お盆のイメージがわかりやすいかもですが、なるほど、この季節にはいいのかも、ということも思います。
清明から穀雨、そして立夏へ。明日明後日くらいはしっかり雨の予報でして、ナスビタウンでも多くの桜が散っていくのでしょうね。
行く春を惜しみつつも、彩りが加わっていく楽しみがこれからの季節にはあるのかな、と思うとちょっとだけ心が踊りそうです。おナスでした。