いや生傷が。おナスです。
土曜日の夕刻、庭仕事をしていたら鋸鎌(稲刈りとかに使うタイプ)で左手の人差し指付け根付近を挽いてしまいました。いや、傷は浅かったんですけどね。
その後、注意していたんですが。シャクナゲの鉢植えを鉢替えしたときに、培養土が傷口にどばどばっと。作業終了後速やかに水洗いして、アルコール消毒して、ついでにもう一回水洗いして、傷口もう一回開いて(やめなさい)吸い出して、またアルコール消毒して。
傷口が浅かったこともあって、そのまま乾くにまかせたんですけれどね。いや、庭仕事で外傷を負ったときには、注意しなければならない病気があるんですよね。
破傷風って言うんですけど。
詳しい解説はこの国立感染症研究所のサイトをご覧いただくとしてですね。死亡率が高かったりして結構ヤバい病気でもあります。もちろんおナス、過去にこの病気にかかった記憶はないのですが。
今まで大丈夫だったからといって今回も大丈夫!という保証はありません。年齢が一定以下でしたら破傷風ワクチンが定期接種のメニューに入ってるんですが、おナスはその制度が施行される前の生まれですので。
はい、破傷風菌的にはノーガードなわけです。カモですよね。
というわけで週が明けるのを待ちまして。おっとり刀で午後(それはおっとりであっておっとり刀ではない)外科診療所の門を叩いたのでした。
相談したところ「受傷後まる2日前なのでギリギリ破傷風ワクチンが打てるタイミングではありますね」とのことで。「1回目と2回目は保険診療になりますが、1年後の3回目は自費になりますよ。それでもいいですか?」と念押しされまして。
たぶん大丈夫だとは思うのですが、確実に大丈夫というわけでもありませんし。外仕事の機会はこの先どんどん増えますし、あわてもののおナスはその際受傷する可能性も高いこともあって、打っていただくことにしました。
今回の出費、お財布的には少々痛いんですけれども。それでも、破傷風へのガードが上がるのはありがたいことなんですよね。
破傷風の発症者はそんなに数が多いわけではありませんが、備えはしておくに越したことはないと感じた月曜の午後でした。
おナスでした。素敵な一週間に!