前日に引き続きまして。月遅れネタですよ。ナスライム(仮)です。
日本でも、豪雪地帯をはじめとした寒冷地における5月がどれほど素晴らしい季節なのかは、あらためて説明する必要はないと思います。近年では暑すぎたりして、あれれ?となることもあるようですけれどね。
本州以南では桜の花は概ね、五月に入る前にピークを迎えますが。五月は様々な花が咲き乱れることとなります。
ナスビのお気に入りはこれ、オックスアイ・デイジーです。これはたぶん園芸種のシャスターデイジーが野生化したものかなと思われます。んでまあ、そのものズバリ英語で"mayflower"と呼ばれる花があったりします。
数種類ありますが、サンザシがそう呼ばれることもあるようですね。懐かしのアニメーション「若草のシャルロット」のエンディングテーマでも歌われています。
どうやら、北米大陸東部ではサンザシをmayflowerと呼ぶようです。この作品について言えばシャルロットはフランス系の名前(英語ならシャーロット)ですし、フランス側も舞台になるとのことですから、カナダ側の舞台はケベック州のどこかと思われますので…いや、ゴキブリも棲めない魔境・ナスビタウンどころじゃないですよケベックの寒さというか冬の厳しさ。モントリオールの緯度は宗谷岬とかそんな感じですからね。
それはともかくサンザシ、実を生薬っぽく使ったり、料理に使ったりすることもあるんだそうです。そんなわけで、五月ってほんとステキ…いやまあ、バラ科って優秀ですよね。
日本で五月の花というとこれでしょうか、ハナミズキ。う、う、うーん。この写真、2022年4月の撮影です。
んと、ハナミズキって5月の花でした…よ…ね?2000年頃ってこちらでは、5月に盛りを迎えてた気がするんですが…
ここで、どうでもいいムダ知識をひとつ。ハナミズキの別名はアメリカヤマボウシと言います、のです。これも、まあ、アメリカからの移入種なんですよね。もともとの分布域は東海岸からミシシッピ川あたりまでだそうです。
でまあ、日本にはヤマボウシというのもいます。ハナミズキが葉っぱが出る前に花が開くのに対し、ヤマボウシは葉が出てから花が咲くんですよね。なので、花の時期も少し遅く、五月とか六月に咲くこととなります。
む、むむむむむ。うちの庭木、管理楽そうな?サンザシにしようかな。ヤマボウシじゃないんかい!ナスライムでした。