庭にノコンギク。ナスライム(仮)です。
寒露という寒々しい字面にもかかわらず、この週末ナスビタウンはあたたかい感じになるようです。ともあれ、寒露も次候「菊花開」に突入しました。うん、たしかにそんな季節ですよね。
実はキクって、とても仲間が多いんです。キク科は、植物の中でも最も進化しており、分化も進んでいるグループなんだそうで。うん、なんか、キクってすごいよね、となってます。
それではキクのなかまをご覧いただきましょう
というわけで、ナスビタウンとか王国とか、そのあたりで目にすることができるキクのなかまたちをご紹介しますね。
これはポットマムと思われます。洋菊と呼ばれるものですね。まあ一般的なキクのひとつだと思って間違いなさそうです。
夏空がよくにあうひまわりさんも、キクのなかまです。大きくなりますよね。プランターに植えると、かわいらしいミニひまわりになったりもします。育てやすくて楽しいお花だと思います。
マリーゴールド。寄植えでお馴染みです。こちらもとても強く、よく増えます。ナスライム庵には15年前に拾ってきた株の子孫が連綿と続いてます…といいたいところなのですが、一回絶えました。お向かいの道端にあったものを復活させた感じですね。
コスモスもキクの仲間です。前にも書いたかと思いますが、ひまわりとの競争に打ち勝つ強さを持ち合わせています。荒れ地でもよく育つんですよね。
そしてナスライムのお気に入りはこちら、シャスターデイジーです。これは園芸種なのですが、片方の親となったフランスギクは野生種で、近年高原地帯では繁殖力の強さから要注意植物とされていることがあります。
大好きな花だけに、ちょっと切ないナスね。
謎な七十二候@中国
中国では雀入大水為蛤で、意味は「スズメが海に入ってハマグリになる」です。あ、実際にスズメがハマグリに化けるわけではなく、この季節になるとスズメが海の方に飛んでいって一斉にいなくなることから、スズメは海にかえってハマグリにその姿を変える、という俗信があったとか、そういう感じみたいですね。
実は中国では、立冬の末候でも同じような感じのものがあります。キジが大ハマグリになるんですが。うん、ハマグリ、食べたくなったかも。ホンビノスもおいしそう…
最終的には食欲の話題になっちゃうのでした。素敵な週末をお過ごしくださいね。ナスライムでした。