11月も晦(つごもり)ですね。ナスライム(仮)です。
そろそろおナスに名前変えようかな……という話はともかくとして。
「朔風」とは北風だそうです
半月ほど前の強風(それも南風!)で、既に庵の木々の葉の大部分は落ちていたのは以下の記事に書いた通りですが。
小雪も次候にはいったところで。七十二候は「朔風払葉」と書いて「きたかぜこのはをはらう」と読むのですが、そういう時期となります。うん、まあ、北風どころか南向きの風がここのところ吹いて、庵の木々に残っていた葉っぱもほぼなくなりましたけどね。
これ、いわゆる太平洋ベルト(茨城から大分までの間みたいな感じ)ですと、実感としては「11月の終わり頃の北風(木枯らし)が葉っぱを散らす」って間隔でOKかも、とおナス的には感じます。なんとなくわかる、そんな感じですよね。
中国では「天気上騰地気下降」
で、本家中国ではなんというかといいますと「天気上騰地気下降」だそうです。長いですね。読み方は「てんきじょうとうしちきかこうす」ですので、そのまんまでした。
これ、意味としてはかなり深いみたいですので、軽く触れておくだけにしますが。「気」というのは気温ではなく、万物を動かすエネルギーで、天のそれはより高い方に上がり、地のそれは低い方にもぐるのがこれくらいの時期、という意味らしいです。
結果として、天地のエネルギーが呼応しなくなり、地上には冬という、静寂の季節が訪れるという意味のようですが。おナスの雑な説明がいけないのですが、なんかよくわからないですよね。とにかく、春が待ち遠しい感じはします。
気温降下にご注意を!
北風どころか南風が吹いてますが。それでも、昨晩は韓国・ソウルで初雪が舞ったようでして。こんなツイートを見ました。「첫눈」が初雪を示します。
헐 서울에 눈와 올겨울 첫눈이다 pic.twitter.com/56sjTUQS0h
— 이만개 (@fullmoold) 2022年11月29日
ソウルの冬はナスビタウンとか目じゃないガチの寒さ、という印象なので、11月30日に初雪というのはまあ不思議でもなんでもないですよね。ナスビ王国だとまずこの時期であれば1回くらいは降ってる年も多いですが。
あっと、天気は西から変わります。つまりですね、確実にやってくる気温の低下にご注意くださいませ。ナスライムでした。