清明も次候に、というか間もなく末候ですね。おナスです。
個人的にかなりショックな事実が判明したのですが、それはそれでおいときまして。お盆に間に合うように、早め(4月1日)に種まきしたアスターとジニア、発芽がかなり進みました。
ジニアのほうもまあまあいい感じです。今年の種まきは昨年に比較して3週間ほども早かったのですが、発芽適温を確保できそうということで、早める判断をしたんですね。
実のところ、霜が降りそうな日が何日かありました。事実、開けた場所では霜が降りていたのですが、ナスビ庵の庭に関しては大丈夫だったんですね。
というわけで、今日は日本列島の各地に黄砂が飛来してきています。ナスビ王国でも「妙高山が煙って見える」とのレポートをちょうだいしておりまして、かなり濃厚なのではないかと思っておりますが、観測データを見る限りではピークは過ぎたのかな、と思っています。
気象庁さんのサイトには「黄砂情報」のページがあります。
どうも黄砂の観測は難しいようで、リアルタイムで更新されるわけでなく、一定の時間後に解析結果が表示されるようなのですね。そこで今日の正午時点での「地表付近の黄砂濃度」予測データを見てみますと。
本州、四国、九州がほぼほぼ黄砂の降下が見られる状況であったようです。これはきついですよね。というわけで、本州の真ん中あたりに穴があいてます。ちょうどナスビタウンが含まれるあたりですね。
これは黄砂といえども、日本のあばら骨とも言えそうな北アルプスがそれなりにブロックしてくれるということなのでしょう。ともあれ、明日の夕方には、日本列島は黄砂の影響からほぼ外れる予想となっています。
嫌われ者の黄砂ですが、実は役立っている面もあります。というのも、黄砂には植物の成長に必要となるミネラル分が含まれておりまして。堆積物としても重要な意味があるようです。
実りにつながっているわけですね。とはいえ、日本に到達する黄砂はかなり粒が小さく、砂というよりは埃のほうがイメージに近いですので。飛来が予想されている日には、マスク等で防護したほうがよさそうです。
難儀な部分はありますが、これも春の風物なのでしょう。
季節は進んでいきます。おナスでした。